イベント後のパンフレット・アンソロジー販売の不手際

また、申し込み後到着待ちの方への発送より先に委託者によるネットオークションでの割り増し販売、イベントでの販売がなされています。


Get the World !開催記念に発行されたアンソロジーの通販が遅延しており、申し込みの際に遅延について一言もないままに、イベントでの販売を行っていた、というお話をメールフォームから頂きました。(この通販遅延の件に関しては、匿名でお話を一件いただいたのみで真偽については確認中です)
イベント前に通販が遅延するのは仕方のない事です。
主催と言ってもイベントの主催作業のみを行っているわけではありませんし、サークルとして同人活動をしていればそちらを優先するのも当然です。
しかし、その場合は「通販対応が遅れていること」、またイベントでの販売を行うのであれば「イベント会場に来てもらった方が早く手に入ること」などを伝えるべきではないかなと思いました。
オンリー告知サイトを拝見させていただきましたが、サイト上で「どのイベントでパンフレットやアンソロジーを販売する」といった告知をしていない以上、イベントでの販売はなく通販でしか手に入らないと判断して、イベントに参加する方でも通販を利用されることはあり得ます。
通販は頒布する方、入手する方ともに会場で入手するより手間がかかります。
イベントで頒布するのであれば、わざわざ手間のかかる通販ではなくイベント会場で入手しようと思う方も少なくないでしょう。
その方が、主催への負担も少ないし入手する方も楽に手に入れられます。
何通もの通販を処理するのと、サイトトップに「どのイベントのどのスペースで頒布する」と一文つけたすのと、どちらが手間かと考えれば、とくに中山さまの行っているパンフレット・アンソロジー通販は数が多い事が推定されますから、自ずと後者を選ぶと思うのですが……
また、これは主催繋がりの知人から頂いたお話ですが、該当アンソロジーがネットオークションで割り増し販売されていたそうです。
スクリーンショットを見せていただきましたが、中山さまが使われているIDで、通常の頒布価格より200円高い価格で取引されていました。
これに関しては、中山さまが販売委託を行った方が中山さまのIDで勝手に行った事と既に説明されていますが、YAHOO!のルール違反のIDの共有、通常頒布価格より高い価格での取引開始は、常識的な問題としてどうなのだろうか、と思いました。
元より、ご本家である日丸屋さまの寄稿されているアンソロジーという事で、通常の同人アンソロジーとは異なる条件ですが、二次創作として寄稿されているかたも多く、その大部分が「自分の本をネットオークションで転売しないでほしい」という希望をご自身の出された同人誌でおっしゃられています。
二次創作原稿を寄稿した時点でネットオークションで販売される可能性を予測しておくというのは、二次創作に慣れた人では難しいですし、ご本人でなくとも同人に関わる者として浅慮ではないでしょうか。