フライング来場者にたいするペナルティがない

フライング来場は主催側・会場側・周辺住民全ての人にとって迷惑になります。
フライング来場される方にペナルティを科しそれをきちんと分かってもらうのも、同人という「全体」の為に必要な事です。



フライング来場者とは、主催者が提示した来場時間以前に会場へ来る人たちの事です。
普通、主催者は列整理や外部警備にあたれるスタッフが確保できるまでは来場しないようにと告知しています。
誘導できるスタッフがいないことで、会場や同じ会場で催されている他のイベントの主催者・参加者、周辺の住民に交通妨害や誘導妨害、騒音などの迷惑をかけかねないからです。
Get The World!でも、10時以前の来場は禁止されていました。
しかし、当日は9時以前から一般来場者が集まり、正規の来場可能時間である10時頃には会場内のコスプレスペース(臨時に一般待機スペースとして使っていたようです)の半分以上を埋めるフライング来場者がいました。
これらのフライング来場者を容認する事は、たとえ自分がよくとも、フライング来場者に「くるなと言っているが別にきても問題ない」という意識を持たせてしまい、他の主催者に迷惑をかける事になります。
来場禁止をうたった以上は、明示条件を守らない参加者にペナルティを与えるべきだと私は思います。
実際、私や知人の開催したイベントで迷惑である事、ペナルティをつける事を伝えたフライング来場者の中に「でも○○(別のイベント)の時は10時以前来場禁止でもなにもペナルティはなかった」と言って、明示条件を守った人たちと同じ扱いをするように要求された事があります。
明示条件を守らなかった人というのは、主催者からすれば「迷惑な人」以外の何者でもありません。
ペナルティを与えるのは厳しいという意見もありますが、責任をとる人のお願いをきちんと守るという当たり前のことが出来ない人に、それを行ってもらうためにはペナルティで「良くない事だ」と意識してもらう必要があるとおもいます。